7月6日 首相官邸前抗議行動 [脱原発]
7月6日、大飯原発の再稼働に抗議する、首相官邸前行動に参加してきました。大飯原発の敷地内を走るF6断層の検討も、関電が資料を出さない等、再稼働容認は目に余るいい加減さです。このこともあって、6月29日の20万人という参加者が増えるのではないかと期待したのですが、あいにくの雨のため、主催者発表で15万人とのことでした。
あらためて今日、6日の行動をネット検索してみると、警官隊が行動参加者をストップするため、地下鉄の駅を封鎖する、という暴挙があったそうです。今後は数で押し返すことが必要でしょう。
当日は抗議参加者で交通機関が混むのではないかと思い、早めに官邸前に行きました。それでも官邸正面は人で埋まっていたようで、途中で止まらざるを得ませんでした。
「再稼働反対」のシュプレヒコールが始まりました。ほんとに久々のデモンストレイションでちょっと気恥ずかしかったのですが、一度声をあげれば、もう止まりません。
しとしとだった雨が、段々激しくなってきました。空も暗くなり、撮った写真もPCに入れてみると殆ど使い物になりません。でもどんどん人が増えているようです。「ようです」というのは、自分の身の回りしか分からず、全体がどうなっているのかは、全く分からなかったからです。
7時半頃、誰かが音頭をとったのでしょうか? 殆ど車のいなくなった車道に、皆なだれ込みました。警備の警察官もなすすべもなかったです。8時過ぎ、抗議行動は終了し、皆帰り始めましたが、この時が一番、雨がひどかった。私はザックにはカバーをし、雨具も上だけ来ていましたが、びしょ濡れになりました。一体今日は何人集まったのだろうか? と思いながら帰途に着きました。
デモとは何か? ネット上に非常に興味深いサイトがあります。ヨーロッパとどれだけ違うことか? を考えさせられます。何れにしても、政党でも、組合でもない一般の市民が作り出す抗議行動が、今始まっています。これを大きく育てることが必要でしょう。
フランスでは、デモは日常茶飯事! 市民の当たり前の意見表明の場として、非参加者も多くが当たり前の事と認めています。電車が動かない、飛行機が飛ばない、それでも日本のように、デモやストに批難が集まる状況はないのです。
こちらを是非参照して下さい。http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-3547.html
7月11日追加
フランスのデモの模様と、それを励ます素敵なバンド演奏があります。広島県労働者学習協議会のHPで紹介されていたものです。ヤルモンダ!
哀愁を帯びたメロディー、冴え渡るアコーディオンの音、マイナー調にも関わらず、人を元気付けてくれる完成度の高い歌です。
お久しぶりです。
おすすめの「フランスのデモ隊とバンド演奏」を聞きました。
音楽に乗りやすく、心にしみるメロディですね。
芸術のお国柄でしょうか。
これから資本論講座です。
ブログの講座も期待しています。
by u-ko (2012-08-12 11:55)
コメント有難うございます。
このバンドのリーダーでしょうか? ボーカリストですが、フランスのテレビ番組に出演して、インタビューに答えています。フランス語なので何を言っているのかさっぱり分かりませんが! 激しい政府批判もフランスでは当たり前なのでしょう。
亡くなられた忌野清志郎さんが反原発の歌を歌った時、日本では放送禁止になったことと比べると何という違いでしょう。日本のメディアにはほんとにあきれています。
ところで、こちらの資本論講座は19日、第13章「機械設備と大工業」です。価値形態論の読解とブログ・アップ、それに講座の準備で大変です。
by メタボ親父 (2012-08-13 23:48)