釈然としない感じ! [資本論]

先の交換価値の文書の最後で、自分自身でもよくわからない、捕え所のないことを書いてしまいました。海の民と山の民の交換、エネルギー支出について等、私なりの例えを入れて書いてみましたが、第一節を読み終わって筋をたどってみても、何となく釈然としない感覚を覚えるのです。マルクスの文章は「そうか分かったぞ」という納得感をなかなか与えてくれません。これはどうしたことでしょう? マルクス自身も第一版の序文で言っています。「なにごとも初めが困難だということは、どの科学の場合にも言えることである。それゆえ、第一巻、ことに商品の分析を含む節の理解は、最大の困難となるであろう。」と。 第一節の文章は一部分かりにくいところはあるが、何とか筋を辿れたのでは、と思います。しかしそれが何を意味するかは、先に進まないと見えてきません。その先でさえ、同じような感じを味わうであろう事は見えてしまいました。 それだけでなく今第二節を何回も読んでいるのですが、先に進むたびに難しくなっていくような! 第二節「商品に表される労働の二重性」、第一節のおさらいかと思うと、とんでもない! ここでは新しい概念が出てきます。すなわち「分業」、有用労働は自然法則に従わざるを得ない等など。 15日から東京学習会議主催の第一部の学習会が始まります。質問は具体的にとは思いますが、こうした釈然としない感じがどこからくるのかも率直に聞いてみようと思います。 エベレストへの登山活動も今キャラバンが始まったばかり。エベレストはその姿さえ見えない。酸素はドンドン薄くなり、ルートは危険が増すばかり、道を踏み外さないよう頂上を極めたいですね。 今日は高尾山で東北大震災の支援募金活動をしてきました。そうした記事をはさみながらも、「資本論」の次回こそ本文に入ります。
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