5月20日 沖縄に枯れ葉剤が撒かれていた? [米軍の犯罪]

日本共産党井草・下井草支部ブログに支部長が紹介していたテレビ番組です。本日2時から3時半までテレビ朝日で放送された「ザ・スクープスペシャル、沖縄返還40年特別企画・米軍は沖縄で枯れ葉剤を使用した?」です。キャスターは鳥越俊太郎さん、ゲストに報道カメラマンの中村悟朗さんでした。その中村さんから支部のメンバーにメイルが入り、「是非視聴して廻りに広めてほしい」とのことでした。私は丁度、資本論講座の日でしたので録画のセットをして出かけ、帰宅してから見ましたが、それはひどい事実の報道でした。

テレビ朝日の番組紹介はこちらです。 http://www.tv-asahi.co.jp/scoop/

ベトナム戦争当時、アメリカは大量の枯れ葉剤(中には猛毒のダイオキシンが含まれている)を散布しましたが、その結果として、日本でもその名を知られている「ベトちゃん、ドクちゃん」を初めとして沢山の奇形児を生みました。それだけ出なく枯れ葉剤の入ったドラム缶を扱った兵士にも深刻な後遺症を与える事にもなりました。ガンや糖尿病等です。当時海兵隊員だった女性は自身の後遺症だけでなく、娘さんやお孫さんまで奇形が表れたことも紹介されていました。

枯れ葉剤はベトナムでの作戦の前に補給基地であった沖縄に運ばれました。おそらく金属に対する強力な腐食性を枯れ葉剤が持っていたのか(この点は描かれませんでしたが)ドラム缶から漏れだし、兵士達は何の防御策もないまま、素手で取り扱ったそうです。 そして使われなくなった枯れ葉剤は沖縄の土地に埋められたと、これは当時飛行機の整備士だった日本人の方の証言です。

アメリカでは政府の一員である、退役軍人省の女性事務員がこれを政府に訴え、補償を勝ち取るということがやられていますし、お隣の韓国では国民が怒りの声を発したところ、わずかな時間で米軍と韓国当局が共同で調査に当たるということが始まっています。対する日本政府は「アメリカに照会したところ、そのような事実はないという回答であった」というのみで、何ら行動をおこそうとしません。なんたることでしょうか? 日本政府の態度には言葉を失います。尚、この政府回答は先のテレビ朝日のリンクから辿れますのでご参考まで。私は今怒りで一杯でまだ読んでいません。

 


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