2月2日 資本論精読 [資本論番外編]

 先日来続けている資本論の精読は、ようやく第一章第三節を終えました。昨年の反省になるのですが、講座には出席していたものの、資本論そのものを全部は読んでいませんでした。以前にも書いた通り、難しい文章が続き読みつづけるのも大変なのです。ですがつまみ読みでは不満が残ります。理解出来なくても一通り読むこと、今年はこれに撤したいと思います。

 そうすると思わぬ文章に出会ったりします。この第三節、価値形態論について、私は資本主義社会で生産される商品を分析対象にして、貨幣形態に至る価値形態を論理的に叙述したもの、と考えています。ところが、第Ⅰ形態から第Ⅳ形態への発展があたかも歴史的であるかのような表現が出てきます。又、第Ⅱ形態から第Ⅲ形態への移行に疑問符をつけるような文章もあります。何れにしてもこれらは私の理解不足によるものとは思いますが、前途はまだまだ多難! と言うことですね。


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